将来の距離

昨日今日と2日連続でバイト仲間と飲んでいた。酒が入ってもいつもと変わらない馬鹿話をしていた。

そんな中で、結婚の話が出た。自分以外はパートナーがいるメンツだったが、みな将来を考えているのが伝わってきた。こうして結婚の話をしていると、時間も縁も遠いもののような気がしていた結婚も、少なくとも時間的には近いものとなっていることを痛感させられる。

思えば、小学校の友人には7歳の子供がいるし、高校以降で知り合った友人は結婚してもうすぐ出産だし、自分の父は社会人2年目の25歳で結婚している。全然遠い未来でもなかった。

もちろん結婚しても、たまには集まるし馬鹿話もするとは思うけれど、家庭を持つ人間がたまの馬鹿話をするのと、異常独身男性が馬鹿話をするのでは話が違う。いざそれに気付いたとき、本当に死にたくなるのだろう。

結婚に限った話ではないけれど、とにかく自分には将来に対するビジョンがない。今年でもう23。来年には社会人。いつまでも男子高生のつもりでいるわけにもいかない。大人になるのはもうやめだとは言ったものの、いい加減に身の振り方を考えないといけないかもしれない。

昔、遠い未来だと思っていた“将来”はすぐそこに迫っている。

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